もみじ（カエデ）の剪定の適切な時期｜香川県（高松市）で剪定をご依頼ならフジトラストへ

もみじ（カエデ）の剪定は、美しい紅葉を保ち、健康な成長を促すために重要です。
剪定のタイミングや方法を守らないと、樹形が崩れたり、翌年の成長に悪影響を及ぼすことがあります。
以下に、カエデの剪定方法、適切な時期、そして業者に依頼する際の注意点をまとめました。

「もみじ」と「カエデ」の使い分けについては下記のコラムで取り上げました。

もみじ（カエデ）の剪定時期

もみじ（カエデ）は、成長期を避けた適切な時期に剪定することが大切です。
剪定は、以下の時期に行うと良いでしょう。

6月～7月（梅雨明けの時期）

この時期は、成長が一段落するため、軽い剪定が適しています。
新しい枝が伸びすぎるのを防ぎ、樹形を整えることができます。
梅雨明け後の湿度の高い時期に剪定を行うことで、風通しが良くなり、病害虫の発生を防ぎます。

◎11月～12月（落葉後の剪定）

紅葉が終わり、葉が落ちた後の休眠期に剪定を行うのが理想的です。
この時期は木のダメージが少なく、樹形を整えやすい時期です。
また、樹木が休眠しているため、樹液の流れも少なく、剪定による影響が最小限に抑えられます。

もみじ（カエデ）の剪定方法

枯れ枝や病気の枝の除去

まず、枯れた枝や病気の枝を取り除くことから始めます。
基部からしっかりとカットすることで、健康な部分に病気が広がるのを防ぐことができます。

内向きの枝や交差している枝を整理

内側に向かって伸びている枝や、交差している枝を整理します。
これにより、風通しが良くなり、光が内部まで届くようになり、病害虫の予防にもつながります。

伸びすぎた枝のカット

カエデは枝が自由に広がるため、樹形が乱れやすいです。
外側に伸びすぎた枝や、樹形を崩すような枝は剪定してバランスを整えます。
枝を切る際は、上から1/3程度を目安にカットし、自然な形を保つようにします。

剪定は軽めに行う

カエデは過度に強い剪定を行うと、成長に悪影響を及ぼすことがあるため、剪定は軽めに行うのが基本です。
自然な樹形を維持しながら、風通しと日当たりを良くすることが目的です。

業者に依頼する場合の注意点

カエデの剪定を業者に依頼する際には、以下の点に注意して依頼を進めましょう。

剪定時期の確認

カエデの剪定は、休眠期や成長が緩やかな時期に行うのが理想的です。
業者に依頼する際は、6月～7月や11月～12月に作業ができるかどうかを確認しましょう。
成長期に剪定を行うと、樹液が流れ出す「樹液流出（かんざし）」が起こる可能性があるため、この点についても事前に業者と話し合っておくと安心です。

剪定の強さの確認

カエデは強い剪定に弱いため、業者に依頼する際には、強剪定を避け、軽く形を整える程度の剪定を依頼することが大切です。樹形を保つための軽い手入れをお願いするか、詳細なカットポイントを相談すると良いでしょう。

費用の確認

業者に依頼する際は、見積もりを事前に確認し、剪定の内容や範囲に応じた料金が適切かどうかを確認します。
剪定の量や樹木のサイズによって料金が異なるため、剪定する木の数や範囲を明確にした上で、見積もりを依頼しましょう。

剪定後の枝葉の処分について確認

剪定後に出る枝葉の処分方法についても業者と確認しておきましょう。
処分が含まれているか、追加料金が発生するのかなど、事前に確認しておくことで、作業後のトラブルを避けることができます。

まとめ

カエデ（もみじ）の剪定は、6月～7月や11月～12月の成長が緩やかになった時期に行うことが理想的です。
特に、落葉後の冬の剪定は樹木に与えるダメージが少なく、樹形を整えやすい時期です。
剪定の際には、風通しを良くし、樹形を整えることを目的として、軽めに行うことが重要です。

業者に依頼する際には、剪定の時期や方法をしっかり確認し、適切な剪定が行われるように相談することが大切です。カエデの健康を保ち、長く美しい紅葉を楽しむために、定期的な手入れを心がけましょう。