6月は多くの庭木が成長する季節であり、特に軽い剪定が必要となる樹木が多くなります。
この時期の剪定は、主に樹形を整えたり、新しい成長を促したりすることを目的としています。
以下に、6月の剪定に適した庭木の種類を紹介します。
6月の剪定する庭木
1. ツツジ・サツキ
ツツジやサツキは、春に花を咲かせた後に剪定を行います。
6月は花が終わった直後のタイミングなので、次のシーズンに備えて樹形を整えたり、古い枝を整理するのに適しています。
花がらを取り除き、枝が込み入った部分を整理します。
また、樹形を整えるために、不要な枝を剪定します。
2. モチノキ
初夏に枝がどんどん伸びるため、6月に剪定を行い、成長をコントロールすることが重要です。
剪定することで風通しが良くなり、害虫や病気の発生を防ぐことができます。
新しい枝が伸びすぎないように、形を整えつつ、風通しを良くする剪定を行います。
3. ヒイラギ
6月は新しい成長が活発な時期なので、樹形を整えるために軽い剪定を行うのに適しています。
また、風通しを良くして病害虫の予防にもなります。
樹形を保つために、伸びすぎた枝をカットし、枝の込み具合を調整します。
4. マキ（イヌマキ）
マキは成長が旺盛なため、6月に剪定を行って樹形を整え、過剰な成長を防ぎます。
風通しを良くすることで、病害虫の予防にも役立ちます。
外側に伸びた枝を整え、全体のバランスを保つように剪定します。
5. サザンカ
サザンカは花後に剪定を行うため、6月は適した時期です。
樹形を整えることで、翌シーズンに向けて新しい成長を促します。
不要な枝を整理し、風通しを良くするための剪定を行います。樹形を整えつつ、内側に向かって伸びる枝をカットします。
6. カエデ（モミジ）
6月はカエデの新しい枝が成長してくる時期であり、形を整えるために軽い剪定を行います。
また、風通しを良くすることで、病害虫の発生を防ぎます。
伸びすぎた枝や込み合った枝を軽くカットし、全体のバランスを整えます。
強い剪定は避け、自然な樹形を保つことが大切です。
7. クスノキ
成長が非常に早いクスノキは、6月に枝が混み合うことが多いため、剪定して風通しを確保することが必要です。
枝が密集している部分を整理し、全体のバランスを見ながら、樹形を整えるための剪定を行います。
まとめ
6月は多くの樹木が成長期にあるため、軽い剪定や樹形の整えが適しています。
特に、ツツジ（サツキ）やマキ、サザンカなど、春に花が咲く庭木はこの時期に剪定することで、健康な成長と美しい形を保つことができます。
6月は強剪定よりも、軽く形を整える剪定が推奨される時期です。
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